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顧客接点を制する者が売上を制す!“選ばれる企業”になるためのLINE戦略

2025.06.26

マーケティング知識ノウハウ提供

顧客接点を制する者が売上を制す!“選ばれる企業”になるためのLINE戦略

LINEは「広告に頼らない集客の鍵」を握る

あなたの会社は、顧客とどのように接点を持っていますか?

「折込チラシを撒いている」「ポータルサイトに広告を出している」「Instagramを頑張って更新している」――それらはすべて正解です。しかし、“点”の情報接触で終わっていませんか?

現代の消費者は、商品・サービスを知った「その瞬間」には動きません。比較検討、信頼形成、納得…という段階を経て、ようやく購買に至ります。この「関係性の構築」こそが、BtoC企業にとっての最大の壁であり、そして最大のチャンスです。

その鍵を握るのが、LINE公式アカウントなのです。

LINEがもたらす圧倒的な“接点強化力”とは

日本の生活インフラとして定着したLINE、その存在感

LINEはもはや“連絡手段”という枠を超え、インフラとして日本人の生活に組み込まれています。以下のデータをご覧ください。

  • 月間アクティブユーザー:約9,500万人(※2024年総務省調査)
  • 年齢別利用率:10代~60代以上までの全世代で70%以上の利用率
  • 1日の平均使用時間:約47分(SNS中トップ)

つまり、あなたのお客様の「ほぼ全員がLINEを使っている」と言っても過言ではありません。これほどリーチ力のある媒体は他にありません。

プッシュ通知の開封率が驚異の60%以上

LINEメッセージはスマートフォンのロック画面にも通知されるため、ユーザーの目に触れる確率が非常に高いという特徴があります。メールやSNS投稿は「見に行ってもらう」必要がありますが、LINEは「届く」ツールです。

  • メールの平均開封率:10〜20%
  • LINEの平均開封率:60〜80%

つまり、同じ情報でも、LINEで配信すれば3〜6倍届くという計算になります。

「売れる仕組み」をLINEで構築する3ステップ

ステップ1|顧客との“接点”をつくる

まず最初に必要なのは、顧客とLINE上でつながることです。これは、ホームページやチラシ、SNS、名刺、レジ横POPなど、あらゆる媒体にLINEの登録導線を設けることで実現できます。

重要なのは「登録するメリットを提示すること」。
たとえば:

  • 登録で10%OFFクーポン進呈
  • お誕生日に特典プレゼント
  • 限定セールの先行案内

といった“お得”を明示することで、登録率は一気に上がります。

ステップ2|登録後すぐに“関係性”を築く

LINEに登録してくれたユーザーに、即座にあいさつメッセージ+限定クーポン+人気商品紹介などを送ることで、心理的距離を一気に縮めることができます。

この「最初の印象」は非常に重要です。
ここで失敗すれば、「登録だけしてすぐブロック」という悲劇になりかねません。

また、ステップ配信機能を使えば、1通目:あいさつ/2通目:お客様の声/3通目:再来店クーポン、というように、自動で関係構築ができるのです。

ステップ3|定期配信と個別チャットで“継続接点”を持つ

関係ができたら、それを維持・発展させる必要があります。これができていない企業が非常に多い。そこで有効なのが:

  • 毎週金曜に「週末クーポン配信」
  • 月1回の「会員限定キャンペーン」
  • お客様からの質問にチャットで即時対応

LINEを通じて「この店は感じがいい」「すぐ返信くれる」「タイムリーな情報がもらえる」と思ってもらえることが、顧客定着とLTV最大化の第一歩です。

活用事例:こんな業種で成果が出ています

美容室・エステ・サロン系

  • 来店前日の「ご予約リマインド」で当日キャンセル減
  • スタッフの指名予約受付をLINEで簡単に
  • 「施術後の注意点」「次回来店のおすすめ」などを自動配信

小売・EC・アパレル

  • 商品の再入荷・新作通知で爆発的に売上アップ
  • 公式LINE限定クーポン配布 → 店舗・ECともに流入増加
  • タグ付けで「購入履歴別」にDM配信を実現

飲食業・カフェ・居酒屋

  • 雨の日限定「来店クーポン」を即配信
  • 誕生日の特典メッセージで再来店誘導
  • 常連客には「次回お会いできるのを楽しみにしています」とメッセージ送信

LINE導入の手順|初めてでもできる「5つのステップ」

ステップ1:LINE公式アカウントを開設

ステップ2:プロフィールと応答設定

  • プロフィール画像、紹介文、営業時間などを設定
  • 「あいさつメッセージ」「自動返信」「キーワード応答」も整備

ステップ3:リッチメニュー&クーポン配信設計

  • 視覚的に誘導できるボタン型メニューを設置
  • 初回特典や期間限定クーポンをLINE内で発行

ステップ4:顧客データの蓄積とセグメント管理

  • 「タグ」や「属性」機能でユーザーごとに分類
  • ターゲット別配信でCV率アップ

ステップ5:運用の最適化

  • 定期配信のスケジュール化
  • 開封率・ブロック率などの数値を分析
  • A/Bテストで成果の出るコンテンツを検証

よくある不安とその解消法

「登録者が増えないかも…」

→ 登録の“理由”を明確に。特典・メリットを提示するだけで、CV率は数倍に上がります。

「配信しすぎてブロックされないか心配…」

→ セグメント配信&配信頻度の最適化を。全員に毎日送る必要はありません。

「スタッフが対応できない…」

→ 自動応答とテンプレート化で工数削減可能。外部ツールとの連携も有効です。

まとめ|「LINEを制する者が、顧客を制する」時代へ

多くの経営者が「広告費はかけたけど、結局リピーターにならない」と悩んでいます。
しかし、問題は“広告”ではなく、“接点の持ち方”なのです。

LINE公式アカウントを使えば、

  • 見込み顧客との最初の接点
  • 来店や購入までのナビゲーション
  • その後のフォローアップ

一元化し、自動化し、効果測定できるようになります。

これは小さな会社ほど武器になる。
人手が足りなくても、広告費が潤沢でなくても、「仕組み」で勝てる時代が来ているのです。

まずは無料相談から。導入から運用まで、SPDが全力でサポートします。

  • 「何から始めていいかわからない」
  • 「ウチでも本当に効果あるの?」
  • 「具体的なステップを知りたい」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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