地域密着型ビジネスのためのデザイン戦略
2025.11.11
てばくんシリーズ

てばくん
わしさ、お店を出して思うのはまず地域の人たちに知ってもらって愛されるお店にしたいなってことなんだわ。だで、地域密着型のチラシやWebサイトって重要なんじゃないかと思っとってさ。
それ大事だと思う!地域密着型のビジネスに合うデザイン、SPDも得意なんだよ。目的によってデザインは変化するからね。私たちが日々どんな風に考えながらデザインをしているか教えるね。

きとうさん

エンターキーちゃん
私も知りたい!
地域密着型ビジネスを行っているのは、美容室、整体、飲食店、小売り、事務所等の個人経営の店舗が多いよね。これらの経営者が求める顧客は地域の人々だよね。その人たちに伝わるWebサイトやチラシを作成したい場合のポイントは、5つ!

きとうさん
地域密着型デザインのポイント
- 「誰に向けて作るか」=ペルソナの設定
- 地名や地元ネタを意識して使用する
- デザインし過ぎないことも大切
- 紙媒体とWeb媒体の使い分け
- 安心できる仕掛け

てばくん
今までのチラシに足りてない所が見えてきそう。
うんうん。これを知ってまた改善していけばいいから。まずは、一つずつ説明していくね。

きとうさん
1. 「誰に向けて作るか」=ペルソナの設定
地域と言ってもお店があるエリアによってターゲット層が異なる。例えば
・住宅街 ➡ 主婦・ファミリー・子育て世代
・高齢者が多い地域 ➡ 高齢者
・学生街 ➡ 学生
・オフィス街 ➡ 会社員
これだけ違うとターゲットのニーズや課題も全く異なるものになるため、まずは細かいターゲットの設定を行う必要がある。例えば
・未就学児が1名いる30代主婦の場合
➡子育てに役立つ情報・価格重視・利便性重視
➡お子様連れのお得な情報・特売情報・値引情報・営業時間や立地・駐車場情報の掲載
どんな制作物でもまずは、ペルソナの設定が大事になるのは、掲載する内容が変わってくるため。

てばくん
うん。これはとても大事なことだわ。お店の立地によって周りの環境が違うからペルソナも違うもんね。地域密着型と言ってもみんな同じじゃないよね。
これまでも色んな制作の方法を教えてもらってきたけど、どんな商品を作るときもペルソナは必要なんだね。改めて分かったわ。

エンターキーちゃん

きとうさん
うん。まずは、ペルソナを決めてどんな人に伝えたいか、その人が求めていることは何か。しっかりと考えてから作ると良いよ。次は、
2. 地名や地元ネタを意識して使用する
地域の人が知っている「駅名」や「学校名」などがあると、分かりやすいし、親しみやすく信頼感に繋がる。
チラシの冒頭に地域名があると地域の人は近所のことなので興味を持ってくれやすい。Webサイトの場合、SEOにおいても地域名をキャッチコピーやタイトルに含めると効果がある。
そうだね!地域名が書いてあると「近所のお店だ!家の周りのことは知っておきたいな」って思うから、興味持ってもらえるね。検索するときもお店とかって地域名と業種を入れること多いから大事な要素だわ!

てばくん

きとうさん
そうなの!よく分かっているね~。 後ね、ついやってしまうのが、デザインのし過ぎね。
3. デザインし過ぎないことも大切
地域密着型ビジネスが、全国展開している大手企業と差別化するポイントは、「親近感」!
地域に根付いた商売をしていく上で地域の人との距離が近いことは強みになる。親しみやすさや地域性を出したいのに洗練されたお洒落なデザインにすると親しみやすさからは遠ざかってしまう。
親しみやすさを出すアイテム例:
・スタッフの写真
・手書き風のイラスト
・フレーム
・吹き出し
などの日常に関連するものを入れると良い。デザインは、求める方向性に合わせて変化するもの。
確かに、私すご~く、お洒落で豪華な感じのチラシを近所で受け取っても毎日は行かないかも。近所って、気軽に行ける感じを求めているから。てばくんのお店みたいに日常生活の中に取り入れてもらうのに必要なのは、豪華さよりも親しみやすさだもんね。

エンターキーちゃん

きとうさん
私もお洒落なお店に行きたい日もあるけど、日常的に使用したいお店は身近に感じられるお店かな。特別な日に使用してもらいたいお店なら高級感や豪華さ出したものが良いよね。でも、てばくんが求めている平日に何度でも気軽に来てもらいたいなら、親しみやすいさが大事だよね。デザインは、一瞬見ただけで印象を決まるからよく考えないとね。
確かにわしは、豪華な感じよりも親しみやすさをもって貰いたいわ。相手が求めるものが分かるとデザインやキャッチコピーって自然と絞られてくるがね。

てばくん

きとうさん
そうなんだよ。こうやってデザインを考えていくんだよ。さらに紙媒体とWeb媒体両方をしっかり使い分けて行うとより効果的だよ。
4. 紙媒体とWeb媒体の使い分け
・チラシは、「足を止めさせるツール」。
キャッチ—な見出しやデザインで、目に留めてもらって興味を持ってもらうのがチラシの役割。
・興味を持ったお客様にもっと「詳しく知ってもらうツール」がWebサイト。
Webサイトには、最新情報やチラシに載せきれない実績や口コミなどを載せる。
・紙媒体とWeb媒体それぞれ別の役割がある。
チラシからすぐにWebサイトが見られるようにQRコードを載せて、興味を持ってくれたお客様を逃さないようする。
そうだね。両方見られるようにしないかんわ。チラシは限られた情報しか載せられんから、Webに詳しい情報載せて信頼を獲得したいよな。

てばくん

きとうさん
そう!まさに最後のポイントは、信頼してもらうこと!
5. 安心できる仕掛け
親しみやすさを感じても信頼できるお店だと感じないとお客様は来てくれない。
信頼してもらうために必要な情報:
・会社名
・ロゴ
・実績
・歴史
・口コミ
・保証内容
・アフターサービス
などをチラシやWebサイトを上手に利用して記載する。
そうよね。お店を知っても口コミとか確認してから行くかどうか決めること多いもん。信頼してもらえるように今までの実績やお客様の声を掲載するのは大事よね。

エンターキーちゃん

きとうさん
これで、ポイントは分かったかな?これらポイントを押さえて、自社の良さをアピールできるチラシやWebサイトを制作することで地域密着型ビジネスを展開していけると良いね。
そうやな。わしももう一度ペルソナから考えてどんなチラシを作るか決めるわ。それに合わせてWebサイトはどんな情報を載せようか検討するわ。

てばくん
株式会社SPDでは、地域密着型ビジネスに合わせたデザインを数多く手掛けてきました。チラシやWebサイトの制作はブランディングの方向性に関わる重要なものです。どのようなビジネス展開をしていきたいのか、ペルソナは誰なのか。まずはそこからご相談ください。
お問い合わせはこちらから
https://www.spd-inc.jp/contact



