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ロゴマーク作成時の注意点

2025.08.26

てばくんシリーズ

ロゴマーク作成時の注意点

エンターキーちゃん

前にきとうさんにロゴマークについて聞いて、シンボルマークとロゴタイプが合わさったものがロゴマークって教えてもらったじゃない?最近、ロゴマークのお仕事多いからあれ聞いてから仕事見るの楽しいんだよね。

logo mark.

そうそう!見てたら面白いな。わしもお店のロゴマーク作りたくなってきたわ。きとうさんに相談しようかな。

てばくん

きとうさん

お!てばくんロゴマーク作る?ロゴマーク作成するには、この前伝えられなかったけど注意点があるんだよ。私たちが作成時に大事にしていることを伝えるから考えてみる?まずは、シンボルマークから。

シンボルマーク作成時の流れと注意点

シンボルマークは、文字がなく絵で表現するため制約は少ないよ。でも、企業の顔になるから誤ったイメージを与えたりや悪い印象にならないように制作することが大事だよ。制作の流れは、こんな感じ。

①ストーリー(コンセプト)を決める

どのような理由で、どのような思いを、誰に伝えるために、作るのかというストーリー(コンセプト)を考えるよ。コンセプトが決まって初めてデザインの方向性が決まるからね。

②リサーチとデザイン制作

方向性が決まったら、同業他社やコンセプトの似た会社のロゴマークをしっかりチェックするよ。そこからアイディアを貰えるし、被らないデザインを考える参考になるよ。リサーチ後、コンセプトに合った独自のデザインを制作するよ。

③色合いの決定

コンセプトとデザインが決まったら色合いを決めるよ。与えたい印象、使用用途に合わせて色合いを考えていくよ。将来的に、白黒で印刷される場合もあるので色ありと色なしの状態も必ず確認するよ。

④見え方の確認

デザインされたマークがどのような使用方法でも認識できることを確認するよ。シンボルマークは、特に色んなノベルティグッズに使用される可能性もあるからね。例えば、丸みのあるものに印刷される場合、拡大、縮小される場合、形を保てているかなどの確認が必要になるよ。複雑な形や模様だと縮小されると見えにくかったり認識されなかったりする可能性があるからね。見えにくいデザインでは意味がないよね。シンプルで印象に残るデザインが良いよ。

そうだよね。自分たちの信念が伝わるデザインにしたいよね。どんな状況でも認識してもらえるデザインが良いし、誤解を生まないデザインであることを確認しないとね。

エンターキーちゃん

きとうさん

そうなの。大事なポイントが結構あるでしょ。次は、ロゴタイプ作成時の手順と注意点。

ロゴタイプ作成の手順と注意点

基本的にシンボルマークを作成する時に同時に作成するから同じような工程を踏んでいくよ。違う点は、フォントが入ってくることかな。

①ストーリー(コンセプト)を決める

シンボルマークと同じようにストーリーをしっかり考えてからデザインに移るよ。

②リサーチとデザイン制作(フォント含む)

シンボルマークと一体型にするのか、ロゴタイプのみにするのか。同業他社やコンセプトの似た会社のロゴマークの類似品がないかチェックしたり、参考にしたりして考えるよ。ロゴタイプの場合は文字になるのでフォントも重要なデザイン要素になるよ。

③色合いの決定

ストーリーとデザインに合う色合いを考えるよ。使用用途も考慮するよ。

④見え方の確認

文字の場合は、文字として読めるか。どんな形状の物に使用しても認識してもらえる形になっているのかの確認が重要だよ。

てばくん

ロゴマーク、ロゴタイプとロゴシンボルどちらを作成するにもしっかり考えた上で作られてるんだな。わしもストーリーとか考えてから依頼したいな。

ロゴマークの取扱説明書

うんうん。ストーリー大事だよ!てばくんの伝えたい思いをまとめてみてよ。後、ロゴマークに関して大事なことは取扱説明書だよ。

きとうさん

エンターキーちゃん

えっ!ロゴマークにも取扱説明書があるの?知らなかったよ!

そうなの!ロゴマークと一緒に必ず作成してるんだよ。 ロゴマークはコンセプトを基に作られるよね。企業の顔とも言えるロゴマークを社内の人たちが自由に使用してしまうと本来伝えたいものとは別の誤った印象を与えてしまう可能性が出てきてしまうよね。それを避けるために、ロゴマークを作成する際には、ロゴマークの取扱説明書を付けて納品しているよ。

きとうさん

てばくん

確かに、それだけ重要なものなのに簡単にどこにでもロゴマークを使用していたら印象変わるな。必要だわ。
あっ!後、ロゴマークの色合いを決めるときに、コーポレートカラーを使用するって聞くことあるけど、それって何?

コーポレートカラーとは?

カラー決めるときによく使うよね。企業のイメージを表した色のことをコーポレートカラーって言うよ。これは、企業が自分たちを表現するために決めた色だよ。

きとうさん

エンターキーちゃん

企業のイメージカラーってことかな?

そうそう。コーポレートカラーは、ロゴを作成する際に一緒に決めることもあるよ。Webページなどで使用するためにすでに持っている企業も多いから、その際はそのままコーポレートカラーをロゴマークに使用することも多いよ。色は、その企業への印象を大きく変える要因にもなるから、どのような印象を与えたいのか、どのような意味でその色を使用しているのか、しっかりとした理由を持って決めていくのがいいよ。

きとうさん

てばくん

ロゴマークとコーポレートカラーって企業にとって思った以上に大切だね!でら魅力的!作ったロゴマークが看板や商品に付けられているのを見たら凄い嬉しいがね!

そうなんだよ。一生懸命考えて作ったものが企業の顔となって使われて、愛されているのを見ると凄く嬉しいんだよね。この仕事の魅力の一つだね。さ!仕事頑張ろ!てばくんもストーリー考えてみてね。

きとうさん

てばくん

考えてみるわ!ワクワクしてくるわ。

株式会社SPDでは、ロゴマークの作成も行っています。
ロゴマークの説明はこちらをご覧ください。
https://www.spd-inc.jp/column/tebakun-what-is-logo/
是非一度SPDの実績をご覧ください。
https://www.spd-inc.jp/works-category/logo/
会社の歴史や伝えたい思い、会社のカラーなど、お客様の思いを形にしたロゴマークの制作を行います。
まずは、お気軽にご相談ください。