熨斗紙って何?
2026.01.20
てばくんシリーズ

エンターキーちゃん
ねーねー、今作成してる「熨斗紙」?って何?このデザインの意味とかがよく分からないんだけど。
あ~!それわしも聞きたい!贈り物に付けてるけどいまいち使い勝手がわからんのよ。

てばくん

きとうさん
「熨斗紙」=のしがみ のことね。確かに、普段の買い物では使わないし、詳しく知らないよね。説明するよ。
熨斗紙とは?
右の図のように水引と熨斗を印刷した紙のことを熨斗紙という。贈答品にかける掛け紙のこと。

え~!その右上の小さいのが熨斗って言うの?熨斗紙は紐の可愛い飾りと熨斗が付いてる紙のことだったんだ。

エンターキーちゃん

きとうさん
それぞれ名前があって、意味もあるんだよ。まずは熨斗紙を使う意味ね。
熨斗紙を掛ける意味
- 贈り物の目的と贈り主を示す
- 水引の上に書く「表書き」と下に書く「名入れ」によって、贈る目的と贈り主を明確にする
- 水引の上に書く「表書き」と下に書く「名入れ」によって、贈る目的と贈り主を明確にする
- 敬意と丁寧な気持ちを伝える
- 贈り物を包装し、熨斗紙をかけることで「あなたのために正式に整えました」という心を込めた姿勢が伝わる
- 正式な場で目上の人に贈り物をする場合は、熨斗紙を付けるのが基本
- 縁起を担いで願い込める
- 熨斗紙を構成する熨斗と水引にはそれぞれ意味がある
- 熨斗:長寿や繁栄、命の持続を願う象徴
- 水引:魔除け、封印、人と人を結びつける
- 水引の結び方で願いを伝える
- 結び方により異なる意味を持つ
なんとなく、丁寧で畏まったイメージだけ持ってたけどちゃんと意味があるんだね。

てばくん

きとうさん
そう、昔からの風習だけど今も残っているのは意味があるからなんだよ。次は、熨斗について。
熨斗とは?

- 起源
- 鮑の肉を薄く長く引き伸ばし乾燥した熨斗鮑が起源。
- 鮑の肉を薄く長く引き伸ばし乾燥した熨斗鮑が起源。
- 由来
- 鮑は非常に高価で栄養価が高い貴重な物。古くから不老長寿の縁起物として重宝されていた。
- 鮑は非常に高価で栄養価が高い貴重な物。古くから不老長寿の縁起物として重宝されていた。
- 慣習
- 朝廷への献上品には、この「熨斗鮑」を添えることが正式な作法だった。熨斗鮑は、生ものの象徴。付けることで縁起物の「生ものを添えました」という意味になる。
- 朝廷への献上品には、この「熨斗鮑」を添えることが正式な作法だった。熨斗鮑は、生ものの象徴。付けることで縁起物の「生ものを添えました」という意味になる。
- 変遷:
- 時代が経ち庶民の間でも贈り物をするようになった。本物の鮑を使う代わりに和紙で折った鮑を模した「折熨斗」が生まれ、贈り物に添えられるようになった。
- 時代が経ち庶民の間でも贈り物をするようになった。本物の鮑を使う代わりに和紙で折った鮑を模した「折熨斗」が生まれ、贈り物に添えられるようになった。
- 熨斗を付ける場合
- 生鮮食品以外の品物を贈るとき、縁起物の熨斗鮑の代わりに熨斗を添える。
- 「贈り物が質素なものであっても、縁起物である生ものを添えることで正式な進物としました」という意味がある。
- 熨斗を付けない場合
- 贈り物が肉や魚介類の生鮮食品である場合。
- 「生ものを添えました」という意味が重複するため熨斗を付けない。
あ~!熨斗紙見たら熨斗があるのとないのがある!使い分けるのね。昔は、干し鮑付けてたのか!びっくり、豪華だな~そりゃ毎回干し鮑付けられないわ。「伸ばして干した鮑」で「のし鮑」か。面白いね。

エンターキーちゃん

きとうさん
起源や歴史を知るとどういう意味が理解して覚えられるよね。次は、熨斗紙に熨斗と一緒に付けられる水引について説明するよ。
水引とは
贈答品に掛けられる綺麗な飾り紐のこと。3つの意味があると言われている。
①「開けていないことの証明」
昔は、糊で固めて飾られており、水引が付いているのは未開封の証明になっていた
②「魔除け」
贈り物を守るための魔除け
③「人と人を結びつける」
紐を結んでい作られることから人と人を結びつける意味がある
献上品は、未開封の証明が大切だよね。魔除けにもなるし、そりゃ付けるわ。でも、あの水引の結び方って色んな種類ない?わしあれも訳分からんのよ。

てばくん

きとうさん
良く知っているね。さすがてばくん。結び方にも意味があるから知っていると今後役に立つよ。
水引の結び方と意味

- 蝶結び(花結び)
- 意味:何度でも結び直せることから「何度あっても喜ばしいこと」に用いられる
- 紐の数:3本、5本、7本があり基本的には5本。格式が高いお祝いや高価な贈り物の場合は、7本。
- 例:出産、合格祝い、長寿、お中元、お歳暮

- 結び切り
- 意味:一度結ぶと簡単に解けないことから「二度と繰り返さないように」という願いが込められている。
- 紐の数:結婚祝いー基本的に10本。これは、両家5本ずつ合わさり、両家が1つになるという特別な意味がある。そのため、10本は結婚に関するお祝い以外には使用しない。
- 紐の数:弔事ー基本的に5本。故人が目上の人の場合は7本。
- 例:結婚、快気祝い、弔事

- あわじ結び
- 意味:両端を引っ張るとより高く結ばれ、「末永く付き合う」という意味、簡単にはほどけないことから「人生で1度きりでありますように」という意味の両方ある。慶弔両方に使用できる。
- 紐の数:基本は5本。
- 例:婚礼、お見舞い、結婚祝い
こんなに意味があったんだ!しかも本数まで!

エンターキーちゃん

きとうさん
そうなんだよ。水引の方が種類が多いし願い事が違うから使用する際は、注意して選ばないといけないよ。しかも紐の色もあるからね。説明するよ。
水引の紐の色の意味
慶事(お祝い事)の色
- 紅白
- 赤:生命力・魔除け・喜び
- 白:清らかさ・神聖さ
- 「めでたい」「清らかさ」の象徴で、最もポピュラーな組み合わせ
- 出産、入学、新築、長寿、お歳暮、お中元など
- 金銀
- 金:最高の価値・富・繁栄
- 銀:清らかさ・格調の高さ
- 豪華さと格調の高さの象徴。紅白よりも格上。
- 婚礼、長寿の祝い、最高のお祝いなど
- 金赤
- 紅白の「白」の代わりに「金」を使ったもので、華やかさを強調。
- 婚礼、長寿など
弔事(お悔み事)の色
- 黒白
- 黒:悲しみ・喪・慎み
- 白:清らかさ・故人の冥福を祈る清浄な心
- 不幸を悼む、慎み深い気持ちを表す。最も一般的な弔事の組み合わせ。
- 通夜、葬儀、告別式、初七日などの仏事で使用する
- 黄白
- 黄:太陽の色でありながら、黒白よりも悲しみを少し抑えた色
- 主に法事・法要など、お悔やみの後にくる儀式や関西地方で広く使用される。黒白よりも地味で控えめな印象。
- 法事、法要など
- 青白・銀白
- 青:清潔感・誠実さ・静けさ
- 銀:上品さ・洗練
- 青は黒よりも悲しみのトーンを抑え、落ち着いた静かな色として捉えられる
- 神式・キリスト教式において黒白の代わりに青白や銀白が使用される
こんなに種類あるんだ!この色と結び方の組み合わせで贈り物に自分たちの気持ちも込めるんだね。なんかお洒落だがね。

てばくん

きとうさん
意味を知って使用すると良さが分かるよね。私たちはこの熨斗紙の色合いやイラスト、表書きのフォントや水引の紐のデザインを手掛けることでオリジナルの熨斗紙を制作しているよ。
デザイン要素満載だもんね!ラーメン屋さんだったら水引の紐をラーメンの麺にしたりしてもいいよね!音楽関係なら楽譜にして♪つけたり、アパレルなら服のドレープで表現したり、やれることいっぱい!楽しそう。

エンターキーちゃん

きとうさん
いいね~。ちょっとした贈り物にぜひ熨斗紙の制作依頼もしてみてね。
そんなん聞いたらわしもわしの店らしい熨斗紙欲しなってきた!

てばくん
株式会社SPDでは、熨斗紙の制作依頼も承ります。使用用途に合わせたデザインをご提案しますので、是非お気軽にご相談ください。
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